国宝を見てきた話【久能山東照宮】

こんにちは!

本日は現代建築ではなく、国宝のお話です。

先日、静岡県にある「久能山東照宮」を参拝しました

久能山東照宮・・・ざっくり言うと、”徳川家康公のお墓”です。

ざっくりすぎるので簡単に説明・・・実際は徳川家康公は没後、当時の天皇により神格化されて「東照大権現」として祀られています。ちなみに、東照大権現とは、”太陽が昇る東の方角から日本を照らす神”という意味です。わ~、すごい規模ですね。さすが天下人ですよね。


そしてこの久能山東照宮、は一部が国宝に指定されているのですが、とにかく豪華です。

豪華ですよね?

50年に一度、漆の塗り替えが行われているそうです。ほお、、

ちなみにこの久能山東照宮、名前のとおり久能山(くのうざん)に建てられているのですが、今では1159段のながーーーい階段を上って行くか、ロープウェイで地獄谷(←すごい名前・・・)の上を運んでもらうかしか参拝方法がありません。昔は谷の合間にハイキングコースがあったそうですが閉鎖されています。ロープウェイから一部が見えましたが、「こんなとこ歩くの嫌だな・・・」とロープウェイに感謝しました。

それを思うと、昔の宮大工さんたちはこんな巨大な東照宮(中に塔や神社、拝殿など十数の建物がある)を建立するのにどうやって木材を運んだのか・・・人力や、牛などに引いてもらうなど、考えただけでも気が遠くなるーーー!!!!

というか現在だって、塗り直しや改修の資材はどう運ぶの・・・?ロープウェイ?

貴重な建造物はたくさんの職人さんたちの大変な努力によって守り続けられているんだなあ~~~。とすっかり感心しました

久能山東照宮、行かれたことがない方は是非一度行ってみて下さい★ロープウェイから見える景色も絶景です!なんと、山も海もセットで見える!さすが静岡・・・(そしてこちらは海なし県、岐阜。)


以上、国宝を見てきた話でした♪


おまけ

家康公の霊廟(魂が祀られているとされる場所)に家康公からの深イイ話がのっていました

人の一生は重い荷を背負って遠い道のりを歩いてゆくようなものだ。急いではいけない。

不自由なのが当たり前だと思えば不満は生まれない。

心に欲が起こったときは、苦労した時を思い出しなさい。

耐え忍ぶことは長く平和に暮らせる基礎となる。怒りは敵だと思いなさい。

勝つことばかりに味をしめると身を滅ぼす。

自分を責め、かえりみなさい。他人を責めてはいけない。

至らない点があるというのは、出過ぎた行いよりも優れている(=謙虚さを大事にすること)。